<小川榮太郎 理事長挨拶>
日本が現在陥っている危機は容易ならざる水準にあります。
表面ではいまだ世界を代表する経済大国であり、社会の成熟や安定度は非常に高いと言えますが、
内側からの崩れが、近未来の「平和日本」の、確実な終焉を準備しているというのが、私の見立てです。
その崩れは、第一に、文化・知性・政治経済の領域での人材力の大きな水準後退として、
第二に、人口激減、安全保障環境の脆弱化など、政治的な対処の大きな遅れとして、出現しています。
当研究所は、この巨大な課題に正面から挑みます。
皆様の御支援、御参加を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
これまでの取り組み
平和研はこれまでどんな取り組みをしてきたのですか?<PDF>現在の取り組み
▼月例勉強会「令和日本研究会」の開催
▼「徹底検証」シリーズ本の企画や制作 実績のポイント
▼研究員による研究会の継続開催
▼原稿に必要な調査や資料収集
今後の取り組み
【小川理事長の研究テーマ】
▼「日本保守主義」の研究、定義
▼中国による日本併呑に抵抗し、新たな日本の自立の外交と思想の定立に向けて
【シンクタンクとしての研究テーマ】
▼平成30年間の総括とそれをもとにした次代の日本ヴィジョンの構想
▼人口激減問題
厚生労働省「人口減少社会」についてはこちら
参考:小川榮太郎著『最後の勝機(チャンス)』「終章」
▼安倍政権4プラン――働き方改革、人つくり革命、生産性革命、地方創生――についての検討・研究
【優れた研究者・文化人のネットワーキング】
▼保守論壇は依然として多勢に無勢。学術研究者や専門家、文化人の層が圧倒的に薄いのが実情です。保守強化のために、それらの発掘、リストアップ、ネットワーキングが不可欠です。
▼著書や学術論文の幅広いチェックをはじめ、地道な調査が必要ですが、政策立案、情報発信で必要不可欠なリストになります。
【日本人の底力が急激にダウンしています。決め手は、「読書」】
▼必読書のリストアップ
▼啓蒙活動、政策化へ向けた研究
(1992年、英バーミンガムで始まった、新生児と母親への読書啓蒙活動「ブックスタート」などを研究し、国民運動化を模索)